デコパージュの誕生の裏側に “日本の漆”

デコパージュの起源は、日本の漆工芸品の代替として生まれた装飾技法でした。

デコパージュの誕生の裏側に “日本の漆”

デコパージュの歴史

「紙や布で何かを飾る」という文化は、世界中に古くからみられ、デコパージュにも長い歴史があります。
17世紀ごろ、日本の漆工芸品が貿易商人の手によってヨーロッパに持ち込まれ、最先端のオシャレな調度品として流行していきました。

やがて、過剰な需要により、多大な労力と時間を要して制作する漆工芸の供給が追いつかなくなり「当時の芸術家の絵を切り取り、接着し、漆で覆い、オリジナルの絵画に似せる」という装飾の代替形式が開発されました。次第にさまざまな技法が生み出され、デコパージュとしてまったく別の工芸に確立されていきます。

18〜19世紀にはヨーロッパ全体に広がり、イギリスでは”ジャパニング”と呼ばれ、親しまれました。

そして近年、日本でも少しずつ認知され、身近なものを飾って、自由に飾っても芸術家のような表現ができると、楽しまれています。

ポーチの由来

ポーチは、英語「pouch= 小さな袋」を語源としていますが、実際の発音は「パウチ」です。レトルト食品の袋(レトルト・パウチ)や、紙をプラスチックフィルムで貼り合わせるパウチ加工などでも使われている言葉と同じもので「ポーチ」という発音は、和製英語だとも言われています。さらに「pouch」の語源をたどると、ノルマン語(ノルマン・フランス語、ノルマンディー語ともいう)の「pouque」になります。

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