9月は、敬老の日・お月見と行事が続き、暑さがやわらいで工作や制作レクに集中しやすくなる季節です。一方でレク担当者さまにとっては、「敬老の日の出し物をどうするか」「壁面を夏から秋にどう衣替えするか」と、考えることが一気に増える月でもあります。この記事では、介護施設・デイサービスでそのまま使える9月のレクアイデアを、行事別にまとめました。
9月のレクは「敬老の日・お月見・秋の入り口」の三本柱
9月のカレンダーには、レクの題材になる行事が揃っています。
- 敬老の日(9月第3月曜日):施設にとって一年で最も大切な行事のひとつ
- お月見(中秋の名月):うさぎ・すすき・お団子と、題材が豊富
- 秋の入り口:コスモス・ぶどう・とんぼ・彼岸花など、壁面の衣替えにぴったり
この3つを軸に月間のレク計画を立てると、迷いがなくなります。
敬老の日のレクアイデア
1. 記念に残る「フォトスタンド」づくり
敬老の日は、ご家族との面会や施設の記念撮影が増える日。手づくりのフォトスタンドに写真を飾れば、作品がそのまま贈り物になります。ご自分用としてお部屋に置いても、ご家族へのプレゼントにしても喜ばれます。

ELLのキットは材料・道具が1人分ずつ袋に分かれて届くので、こうした行事の日でも、当日は配るだけですぐ始められます。行事前の忙しい時期こそ、準備ゼロのありがたみが効いてきます。
2. 長寿のお祝いメッセージカード・寄せ書き
スタッフやご家族からのメッセージを添えた色紙・カードは、定番ながら毎年喜ばれます。字を書くのが難しい方は、花紙をちぎって貼る、シールを貼るなど、参加の形を選べるようにするのがコツです。
3. 昔の歌をうたう茶話会
お茶とお菓子を囲みながら、なじみの唱歌や民謡をうたう会は、準備が少なく全員が参加できます。「この歌が流行ったころ、何をされていましたか?」と話題を広げると、思い出話が自然に広がります。
お月見のレクアイデア
- お月見の壁面飾り:丸く切った黄色い紙の月、うさぎ、すすきを共同制作。月は絵の具のスポンジ叩きにすると味が出ます
- お月見の由来クイズ:「お月見にお供えする植物は?」など、ホワイトボードで三択クイズに
- お団子づくり:食レクとして人気ですが、嚥下機能に合わせた食材選びと見守りを必ず行ってください
9月の壁面飾り:コスモス・ぶどう・とんぼ
壁面を秋仕様に変えるだけで、フロアの雰囲気が一気に変わります。9月なら次の題材が定番です。
- コスモス:花紙や折り紙で。花びら8枚を貼るだけの分担作業にすれば、多くの方が参加できます
- ぶどう:丸めたお花紙をぶどうの粒に見立てて貼る、手指の運動になる題材
- とんぼ・彼岸花:細かい切り紙が得意な方の見せ場に
壁面は「一人ひとりのパーツづくり+みんなで貼る仕上げ」の二段構成にすると、個人の作業量を調整しやすく、完成時の達成感も共有できます。
9月のレクを行うときのコツ
- 難易度は2段階用意する:同じ題材でも「切る工程から」「貼る工程から」を選べるようにすると、要介護度が違う方が同じテーブルで楽しめます
- 座ってできる形にする:立ち作業を避け、テーブルの上で完結する工程に組み直します
- 作品は飾ってから持ち帰る:完成品をいったんフロアに飾って皆で鑑賞し、その後ご家族へ。二度楽しめます
まとめ:9月は「行事+秋の衣替え」で考えると迷わない
敬老の日とお月見という二大行事に、コスモスなど秋の壁面を組み合わせれば、9月のレク計画は自然に埋まります。10月・11月のアイデアは秋の工作レク・壁面飾りアイデアにまとめています。あわせてご覧ください。
「毎月の企画と材料準備が大変」という施設さまには、材料・道具・大きな文字の説明書が1人分ずつ袋に入って毎月届くELLの介護レクキットという選択肢もあります。
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