秋は一年でいちばん工作レクが充実する季節です。気候が落ち着いて集中しやすく、紅葉・ハロウィン・文化の日と題材にも事欠きません。作品展を行う施設も多く、「見せる作品」づくりに挑戦するのにも向いています。この記事では、10月・11月の介護施設・デイサービスで使える工作・壁面飾りのアイデアをまとめました。
10月の工作・壁面飾り
きのこ・どんぐり・落ち葉
10月の壁面の定番は「実りの秋」。折り紙のきのこ、茶色の画用紙のどんぐり、拾ってきた本物の落ち葉を貼り合わせると、立体感のある壁面になります。落ち葉は押し葉にしてから使うと長持ちします。
ハロウィンはさじ加減が大事
ハロウィンは近年、施設でも定番になりつつありますが、なじみのない世代の方もいらっしゃいます。おばけよりも「かぼちゃ・秋の実り」を主役にすると、季節感を保ちながら誰でも楽しめます。かぼちゃの重ね貼りは工程が簡単で、色の組み合わせで個性が出ます。
コスモスの続き・りんどう
9月に作ったコスモスの壁面は、10月前半まで飾れます。9月のレクアイデアとつなげて、無理のない衣替え計画を。
11月の工作・壁面飾り
紅葉・いちょう
11月の主役はなんといっても紅葉です。赤・橙・黄のグラデーションは、ちぎり絵・貼り絵・スタンプなど、どんな技法でも映えます。「もみじの葉を一人3枚ずつ作って、大きな木に貼る」共同制作は、参加人数が多いほど豪華になります。
菊・文化の日
文化の日(11月3日)前後は、書や絵手紙など「文化的な」レクとも相性がよい時期。菊の花は花紙を重ねる作り方で、豪華な立体になります。
「見せる作品」に挑戦するなら紅葉の本格工作
作品展や施設の掲示で「わっ」と言われる作品を目指すなら、同じ紅葉でも技法を変えると仕上がりの印象が大きく変わります。ELLのキットから、紅葉題材の実例を3つ紹介します。

- ペーパーアート「紅葉」:紙の重なりで紅葉の木を表現する共同作品
- スクラッチランプ「紅葉」:削った部分が光る、夜に映える個人作品
- ファブリックアート「紅葉」:布の質感で秋を表現する壁掛け作品
3つともハサミ不要のカット済みパーツと大きな文字の説明書、作り方のYouTube動画付き。スタッフの下準備と説明の負担を抑えながら、作品展に出せる本格的な仕上がりになります。
秋の工作レクを成功させる3つのコツ
- 乾燥時間を計画に入れる:のり・絵の具は「今日作って来週仕上げる」の2回構成にすると、1回あたりの負担が減り、続きを楽しみにできます
- 色選びはご本人に任せる:紅葉の色に「正解」はありません。色を選ぶ工程こそが、その方らしさの出る一番楽しい部分です
- 説明は文字を大きく・工程は1枚ずつ:手順書は大きな文字で1工程1枚に。前の工程が終わってから次を見せると、混乱が起きにくくなります
拾ってきた自然素材は「下処理」してから
秋ならではの落ち葉・どんぐり・松ぼっくりを工作に使うときは、ひと手間の下処理が大切です。落ち葉は本に挟んで1週間ほど押し葉にすると反り返りを防げます。どんぐりや松ぼっくりは、虫が出てくることがあるため、煮沸してよく乾かしてから使いましょう。下処理済みの素材をストックしておくと、11月の工作がぐっとラクになります。
まとめ:秋は「作品展から逆算」して計画を
秋の工作レクは、11月の作品展・文化祭を目標に置いて逆算すると、9月からの3か月がひとつのストーリーになります。ご利用者にとっても「見てもらう」目標があると、制作への意欲が変わります。
「人数分の材料の準備が大変」「難易度の調整が難しい」という場合は、材料・道具が1人分ずつ袋に分かれて届くELLの介護レクキットもご検討ください。実際の施設での制作の様子は制作風景でご覧いただけます。
秋の作品展に間に合わせたい施設さまへ:ELLのキットは無料サンプルで実物をお試しいただけます。→ 無料サンプルを申し込む