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クロスコラージュ『辰』のトピックス
干支の中で唯一、架空の生き物である「辰」がいるの?
十二支は、紀元前の中国で時間や暦を表すために誕生しました。当時、年を数えるための指標としていたのが『木星』の動きで、公転周期が12年であることから天を12等分したことが起源と言われています。このときは「子、丑、寅...亥」と中国で数字を表す漢字があてがわれていただけで、動物とは紐付いていませんでした。
どのように動物を当てたかには諸説あり「読み方と同音の動物を選んだ」「暦を知らない人や、字が読めない人にもわかりやすいように動物を当てた」などの説があります。
では、なぜ「辰」が「龍」なったのかは「同音で、縁起の良い生き物だから」「龍という文字にワニの意味もあったので、元々はワニを指していた」など定かではありません。ちなみに干支は、西アジアや東ヨーロッパの一部の地域にも風習があり、アラビアでは「辰→ワニ」に、イランでは「辰→クジラ」に置き換わっていたり「卯→猫」となっている地域もあります。
「足が遅いから」と朝一番に出発したうし。そのうしの角に隠れていたねずみが1番。うしが2番。足の速さが自慢のとらが3番、とらの速さにかなわなかったうさぎが4番。りゅうとへびは同時に着いたが、へびがりゅうに先を譲ってりゅうが5番、へびが6番。走れば速いのに道草ばかり食べていたうまが7番。行こか行くまいか迷いに迷っていたひつじが8番。けんかばかりのさるといぬの間に、にわとりが仲裁に入り、そのままの順番で着いて、さるが9番、にわとりが10番、いぬが11番。締め切り直前に飛び込んできたいのししが12番。神様のもとへ集まる日を忘れてしまったねこは、ねずみに集まる日を聞いたところ「1月2日」と嘘をつかれ、十二支に入れませんでした。