1. 介護レク作品キットELL
  2. テーマ『向日葵』に関するトピックス

ペーパーアート『向日葵』のトピックス

不思議がいっぱいの「ひまわり」

ひまわりは、北米が原産の一年草でキク科に属します。太陽の動きに合わせて花の向きを変える向日性があることと、太陽に向かって成長する植物という意味の「葵」をあわせて「向日葵」と名付けられました。他にも「にちりんそう日輪草」「ひぐるま日車」とも呼ばれます。英語では「サンフラワーSunflower」フランス語では、太陽を意味する「ソレイユSoleil」と呼ばれています。

太陽を追いかける

ひまわりが、太陽を追いかけるのは「光屈性」と呼ばれる性質で、太陽の反対側で成長促進ホルモンであるオーキシンの濃度が細胞内で上昇するためです。常に太陽に向いているというイメージがありますが、筒状花が育ち、花が咲く頃になると向日葵は太陽を向かなくなります。
ペーパーアート向日葵不思議がいっぱいの「ひまわり」

種の並びに隠れた黄金比 (フィボナッチ数列)

フィボナッチ数列とは1+1=2,1+2=3と二つ前の和を足すと表れる規則性のある数列です。花びらの枚数、木の枝分かれ、気管支の分かれ方にもこの法則がみられ「生命の数」とも言われています。そして数列の順に正方形を配置し、正方形の辺を半径にした円を描くと螺旋(右下図)が表れます。この螺旋は「人のDNAの2重螺旋構造」「植物の葉」「台風の渦」「銀河の渦」にもみられ「生命の曲線」と呼ばれています。螺旋を生み出す四角形の縦横比率(1:約1.618)は「黄金比」と呼ばれ「ピラミッド」「パルテノン神殿」「モナ・リザ」「葛飾北斎の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」にも取り入れられています。黄金比は、人間が最も美しいと感じる比率なのです。
ペーパーアート向日葵不思議がいっぱいの「ひまわり」

向日葵に姿を変えた神 〜 ギリシャ神話 〜

水の妖精クリュティエは、太陽神ヘリオス(アポロン)と恋に落ちました。しかし、恋多きヘリオスは別の女性へ心移りしてしまいます。クリュティエは、悲しみにくれながら9日9夜、日輪車に乗って空へ昇り、天道を駆けるヘリオスの姿をずっと見つめ続けました。そして、ついには1本のひまわりに姿を変えてしまいました。クリュティエは向日葵となった今も太陽を見つめ続けているのです。
ペーパーアート向日葵不思議がいっぱいの「ひまわり」
ペーパーアート向日葵不思議がいっぱいの「ひまわり」
定期配送申し込み・ご相談は0564-53-2111
定期配送申し込み・ご相談は0564-53-2111
株式会社日研