- 介護レク作品キットELL
- テーマ『ショルダーバッグ』に関するトピックス
パッチワーク『ショルダーバッグ』のトピックス
沖縄の伝統染色技法「びんがた(紅型)」
「びんがた(紅型)」とは、琉球染物、沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つで、多彩な型染めを「びんがた(紅型)」と連想しますが、藍だけを使い、一部に墨を加える技法「いぇーがた(藍方)」も含む総称としても使われます。
※ 沖縄県では一般的にひらがなで「びんがた」と表記されます
※ 沖縄県では一般的にひらがなで「びんがた」と表記されます
びんがた(紅型)の歴史
びんがた(紅型)を含む美術工芸品は、琉球王国時代の国王や士族、その家族の日常生活、祭祀儀礼や年中行事を彩ってきました。さらには、中国や日本等諸外国との交流における、貢物・貿易品としてもちいられてきました。
美術工芸品に表現された文様は、貿易などを通して交流のあった日本や中国、東南アジアなど周辺諸国からもたらされ、取り入れられたものもあります。
例えば、紅型(びんがた)に描かれる文様は、大きく分けて中国系と日本系のものの2系統があります。
中国系には龍や鳳凰(ほうおう)、蝙蝠(こうもり)、蓬莱山(ほうらいさん)などがあり、日本系には梅や桜、菖蒲(しょうぶ)、紅葉(もみじ)、雪などがあります。これら動物や植物などそのほとんどは沖縄には存在しないものですが、絵画や染織品などを通して文様が伝わり、その文様が琉球・沖縄で定着したものと考えられています。
びんがた(紅型)
琉球舞踏
びんがた(紅型)の手ぬぐい