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ペーパークイリング『ツリー』のトピックス
『永遠』の象徴“クリスマスツリー”
クリスマスツリーの由来
キリストのミサという意味のクリスマスですが、クリスマスツリーの起源は別にあります。 諸説あるうちの有力なものが、北ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族の冬至のお祭り『ユール』です。この祭祀に樫の木を「永遠の象徴」として崇めていました。現在でも北欧諸国では、クリスマスを『ユール』と呼ぶ風習が残っており、クリスマスの起源ではないかと言われています。
『オーディンの樫の木』という神話に、キリスト教の宣教師がキリストの教えを広げるために、ゲルマン民族が象徴とする樫の木を切り倒してしまったのですが、そのすぐそばから、神の子イエスと精霊たちの三位一体を表現したとも見える、三角錐のもみの木が生えてきたので「これは奇跡だ」と大変驚き感動した。と、もみの木を象徴とした、クリスマスツリー誕生のエピソードが書かれています。
オーナメントの意味
赤、白、緑のクリスマスカラーと呼ばれる色には、それぞれ意味があります。
イエス・キリスト生誕地「ユダヤ・ベツレヘム」の空に輝き、東方の三博士に誕生を知らせた「ベツレヘムの星」を表しています。
聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった際、告知した天使「ガブリエル」を象徴しています。
「ユール」で、樫の木に食べ物を捧げていたという名残で、お菓子がかけられるようになり、引っかけやすいステッキの形をしたキャンディが誕生したと言われています。
宗教家のマルティン・ルターが、星を表現しようとしたのがはじまりで、当時は火災になることも多かったそうです。のちに白熱球を発明したトーマス・エジソンが宣伝を兼ねてツリーを電飾したことで、現在のようなイルミネーションがされるようになりました。
アダムとイブが口にしてしまった「禁断の果実」を象徴しています。
貧しい一家を助けるため、真夜中に窓から金貨を投げ入れていた聖ニコラウス。その金貨が、暖炉に吊るされた靴下に入っていたことが「くつ下にサンタクロースがプレゼントを入れてくれる」と伝承されています。
ベルの音は「喜ばしさの象徴」とされ、ベルの音で、イエス・キリストの誕生を告げたので、クリスマスツリーには、欠かせないオーナメントです。